『ヤイコらしさ』
たしかに思わしいチャートアクションはしなかった。けど内容は悪くなかった。6枚目は今までのキャリアを総括するような一枚になったと思う。曲はバラエティに富み名曲多数(曲間で少し完成度に差はあるけど)。
やはり成熟したなって感じる。「御堂筋PLANET」のようなポップでありつつ哀愁を漂わせる曲。あるいは「37.0℃」のようにとことん絶望を追求したような音も、進歩の証。
一方では新境地の開拓がないという一面も否定できない。アーティストが真の自分らしさを見つけてしまったら、前進は止まる。でもヤイコはそうじゃないと信じる。これからも音楽と真剣に向き合う女性であると、期待している。
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