MO'SOME TONEBENDER〜echo〜感想♪

echo


echo
『一つの到達点』
モーサム,インディーズ時代の最後の作品.

まずは表題曲'echo'を聴いていただきたい.淡々と呟くように歌われるぼんやりとした不安や焦燥感が最後の最後で暴発して真っ白になってしまうカタルシス満点の名曲.絶望感で一杯なのに,なぜかフツフツと沸いてくる高揚感はマジックです.スローで浮遊感のある曲調が最近のロックンロ?ルなモードにはそぐわないのか,現在のライブではめっきり演奏しなくなりましたが,一時はライブの最後に演奏される〆曲でした.アウトロで狂ったようにギターを掻き毟るモモ氏をオーディエンス一同,身じろぎ一つせず見つめていたのが思い出されます.

アルバムの全体としては,他のレビュアーも書いておりますが,帯の「血圧高め,躁あり,鬱あり,狭間なし.」の文句に偽りはありません.初期モーサムの到達点的な作品に仕上がっていると思います.

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