『冬空。』
雲一つない冬の寒空が広がる街の朝を見て
何だか分からないけれども途方にくれてしまって
その景色の向こうにゆっくりと白い息を吐くと
やがて白は青の中に同化していく。
その時感じる儚くてひたすらにネガティブな感情を
明るくて鮮やかなギター・ポップに昇華させた作品。
その光の裏側から陰が滲み出てくる。
冷えゆく季節の中、空気がピンと張った時間帯、
ふと感傷的になる時がある。
「いっこうに変わらない暮らしの中で」
そこまで大袈裟に追い詰められてなくても
どこかで絶望を感じ、
絶望を憂いながら浸ってもいたい、悲しい気持ち。
そんな時、外に出てみると、その空は輝いてるものだ。
例えば、このアルバムはそこに
「でも、そんな時は泣いて良いよ。」と付け足してくれる。
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