椿屋四重奏〜椿屋四重奏〜感想♪

椿屋四重奏


椿屋四重奏
自分の等身大なんて人様より高いところに立って見せるもんじゃない――眼光鋭いVo&Gの中田の意思に、このバンドの性格が伺える。各種ギターバンドが乱立した2003年という時節に、彼らが提示するのは徹底的なマイナーチューン、刺し違えたらあわやともいう緊張感あふれる武士道のごときリズムチェンジ、文語調の日本語詞、そして他のバンドと確実に違う背景を持つ中田の飛鳥涼、玉置浩二仕込みのヴォーカル。そうして、半ば力業的に突出することに成功している。ただその「和」は手段に過ぎない。本人たちの腐心は、結果として「いい違和感」という入り口を作ってしまった。怖いもの見たさでもいい。何処へ展開するのか先が読めない中田のメロディに潜む愛・性・生・死の匂いは少なくともロックを聴き続ける人間を揺さぶるはずだ。(石角友香)

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