『ドーンと行こう!』
「♪さあ、がんばろうぜ!」
と、力強い言葉から始まるこの曲は、言ってみれば応援歌として括られるのかもしれない。
しかしここで歌われているのは、自分は高みに居てここまでおいで的なものでもなければ、ぼくと一緒に君もがんばろうね的なヤワなものでもない。
エレカシは一時期、絶望しか歌わなかった。
そして一般に言うところのブレイクを果たし、以降、しかしその路線を歩む事なく、己とはなんぞや?とこの数年試行錯誤した歴史があるからこそ、エレカシの、宮本の「さあ、がんばろうぜ!」という言葉が説得力を持つのだろうと思う。
ああ、それにしてもなんてシンプルな言葉だろう。
そうそう、このCDの初回盤には、今年の日比谷野音のLIVEから4曲を収録したDVDが付いていて、その中の「ガストロンジャー」という曲で宮本は、
「海の向こうから来たものが好きなんだよポンニチ人は!」
と歌っていた。
もう、なんか爆笑。
宮本のこういうところ好き。
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