『2ndアルバム』
先行して発売された2枚のシングルが良くてそのイメージで聴いたからか、正直ガッカリした。1曲目から順に聴いていて段々ガッカリする。悪い意味でシングルのカップリングを集めたアルバムのようだった。
全部テンポの速い曲だったが爆走というわけではないのでめりはりが無く全体的にダラダラした感じの印象だった。2・3曲スローな曲も入れて欲しかった。
良かったのは“悲しみのロージー”と“メガトンブルース”くらい。そしてPUFFYにも楽曲提供した“はさんじゃうぜ”が意外にハマる。
最後に収録されている“紙飛行機”はシングルとアレンジが違う。テンポが速く爆走なライブ・バージョンというかヤケクソみたいな感じ。かなりカッコいいんだがこのアルバムには合わない。ラストというのも何か違う。シングル・バージョンもしくはもっとテンポの遅いアレンジのほうがこのアルバムには合うと思う。この速いアレンジならラスト以外に、ラストに入れるのならシングル・バージョンがよかった。
毎回のことだがこういうのは好き嫌いがある。今回のアルバムはけっこう評判が良くなかったみたいだがバンドを批判するは勘違いだ。もともとファンの機嫌取りをしてるようなバンドごっこのアイドルなんかではない。好き勝手に自分たちのやりたいことをやっているだけ。それを我々が勝手に聴いているだけ。だから嫌なら聴かなきゃ良いだけのこと。
俺は次に期待する。それだけ。
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