スクーデリア・エレクトロのライブに黒沢健一が飛び入りしたことで、石田ショーキチの「バンドやりてぇ!」気分が本格化し、ついに本物のバンドが結成。石田、黒沢というビートルズ、モッズ、現在のUKギターバンドを網羅しかつ自身の作品へと表現できる存在が、プロデューサー仕事に時間を割いてるというのも思えばもったいない話である。そんなことを、この作品で確信した。スピッツの田村明浩(B)、スクーデリアのサポート・ドラマーでもあるホリノブヨシと、メンバ―も必然性をもった顔ぶれ。豪快にパワーコードを鳴らす冒頭から、スクーデリア的音響が魅力のエレクトロ・ダブ、それぞれの本家ファンも納得の変幻自在のメロディなど、“色違いのターゲットマーク”もダテじゃあない。2004年のモダニズムが満載。(石角友香)
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