1曲目のファンファーレ、金管のアルペジオはお見事。
時折魅せるホルンのかっこいいスラーは最高!
少しマイスタージンガーを感じさせるのもくすぐられます。
2曲目からのアルプス交響曲、これはもうトランペット奏者
ハンス・ガンシュの腕の見せ所です。
ちなみに最初、音が聞こえないからって音量を上げておくとあとでびっくりしますよ。
この曲はシュトラウスが自ら体験した山の思い出とアルプスの雄大さや
自然への愛情などを表現したものです。
曲は夜が明けてまた夜がやってくるまでの様々なドラマを描いています。
前半は豊かな自然とのどかな高原の風景にひたって
まさにアルプスの少女気分。あぁ小鳥のさえずりが…。
中間に氷河でトランペットが高々に鳴らし、ハンス万歳。
山の頂でホルンが神々しいほど響かし、ここらへんは金管頑張ってます。
後半は嵐にみまわれ下山します。雷雨と嵐ではウィンドマシン筆頭にオケ全体で
凄まじい嵐を表現しています。雷も鳴ります。
日没からのオルガンがいい味出してますよ。
そして夜がきて終わります。
3曲目はヨハネ騎士修道会の荘重な入場とあって美しい行進曲風。
なにかが始まりそうな終わり方だけどこれで終了。
ちょっと興醒めかも。
ちなみに気を抜いていると冒頭は2曲目のアルプスの夜がきて終わって…、
えぇ!?次また夜明け!?って思います。
やっぱりウィンナホルンはいいですねー美しー。
小澤さん髪の毛ボンバッてるんだろなぁ。
あと血管切れそうなぐらいハンス・ガンシュが頑張ってるんで
聴いてあげてください!!
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