「生きてさえいれば 明日が来るから」という深い深いメッセージを伝える、ミディアム・バラード。ひとつひとつの言葉にしっかりと思いを込め、決してシリアスになりすぎることなく、楽曲の世界観をまっすぐに響かせるボーカルからは、ラブリーなポップ・チューンを連発していた頃の雰囲気はまるで感じられない。以前から「言葉に重みのある曲を歌いたいと思っていた」という彼女だが、21歳になり、シンガーとしての存在感、方向性は大きく変化してきているようだ。カップリングには愛する人に対する切なくも純粋な感情を描き出した「あなたに逢えて」を収録。アイドル"あやや"から、本格的シンガー"松浦亜弥"へ移行する、最初の瞬間を捉えた貴重なシングルだと思う。(森朋之)
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