フジファブリック〜アラカルト〜感想♪

アラカルト


アラカルト
『歌謡ダンス和ロック』
歌謡+ダンスミュージックを奏でるロックバンド、フジファブリックの1枚目のアルバム。
今と比べるとどの楽器も、特にメロディーの要であるキーボードから受ける印象はだいぶ違った。昭和ノスタルジック感が強く、現在のトリッキーさや力強さよりも大きく全体的に鳴らしている感じ。志村正彦の声もまだ分かりやすい焦燥感がある。「線香花火」をメジャーになってから作っていたら絶対もっとなめらかになってたと思う。どこか尖っている。これもなかなか衝動的で良い。

メジャーになってもよく聴く「ダンス2000」やシングルにもなった名曲「茜色の夕日」(少しアレンジは素朴だが)も収録されている。他の曲もとにかく耳に残る。個人的に「浮雲」の和テイストが特に気に入った。統一感がありアルバム作品としても好きだ。メジャーでのアルバムはバランスがとれている選曲なので、むしろこちらのほうが濃いかもしれない。造りはチープにも思えるが実にフジファブリックらしい作品だ。

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