『今やらずに、いつやるのか』
歌詞は「がんばれソング」なのか「恋愛応援歌」なのかよく分からない。焦点がぼけている。シングル曲なのだから、はっきりしたテーマがないと受け入れられも売れもしないでしょう。
編曲はダンス☆マン。彼はディスコ・サウンドは得意のようだが、ラテン（フットサル・チームでもあるから？）は今作品に限って失敗では？エレキギターが入っていればロックではないのと同じで、コンガが入っていればラテンではなかろう。ディスコ・サウンドを見事に消化（＆昇華）したラブマのようにはいかなかった。残念。
集団スポーツであるフットサル（サッカー）を恋愛に例えるのは難しいだろう。しかし、かつて寺山修司が『書を捨てよ、町へ出よう』（角川文庫）の中で、サッカーを見事に「性」としてとらえた一文を書いている。（ただし主に男性文化として）つんく♂なら、きわどいラブソングに出来るのでは？
エッグの子達がいても気にする必要はありません。SPEEDが『BODY＆SOUL』でデビューしたとき島袋寛子は小学生だったのですから。音楽的実験に期待しておまけの星2つです。
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